思わぬ場所で、思わぬ人と・・・

初出勤後、会社の近くのお気に入りのバーに行った。
AERAのバックナンバーを「へぇ〜、めちゃめちゃ面白ぇ」と今更ながら読んでいたら、少しアダルトな男性が入って来た。
男性が隣の女性と電車の痴漢話で盛り上がってる最中、僕はその人の顔に釘付けになっていた。
・・・だよね〜。
いや、違うかも。
でも、話し方もそっくりっしょ。
いやいや、ああいう端正な顔立ちでああいう喋り方の人なんて、よくいるんじゃない?
でも話の内容が理知的だし、押しの強さもまた・・・うん、やっぱり、だよね〜。


お替わりを頼むついでに、マスターにその男性の名前を確認。
「Tさんですよね?」
「ウン」
NBP社の・・・」
「ウン。何で知ってんの?」


・・・ありゃりゃ。ほんとにご本人だ。
女性が帰ってから、無粋とは知りつつ、席までご挨拶に伺う。
寄って行くなり、「お目にかかったこと、ありますよね」と向こうから。
「元NMRKG社のSです。メディアをやっていた頃に、2度ほど取材させていただきました。」
「あぁ、あの時のねぇ。そうだそうだ、思い出した。今でも雑誌持ってますよ」


・・・この人には転職時のご挨拶メールも出しそびれたから、僕自身実はものすごくひっかかっていたのだ。しかも訊いてみれば先方もその後2度グループ企業内で部署を移られたとかで、つまり僕が転職挨拶メールを打ったとて、届く相手ではなかったのだ。
それがよりにもよってこんな時間に、こんな場所で・・・(笑)。


何にしろ、相変わらずちょっと元気過ぎるジェントルマンで、そして相変わらず前向きなお姿を見られて、本当によかった!
こういう形で会えるのことに、やはり人智では計り知れぬレベルでの思惑の存在を想定してしまう。何か今後のための重要なヒントでもあるんだろうか?
かといってすぐにトップには会わせられないし、どうこの縁を膨らませたらいいのか、まだ見えない。